東京都・扇屋根の家
 


壁を横切る連続する三角形の持ち送り材で支えられた庇
 


 敷地形状に合わせて計画した結果、全室南向きの扇型プランの家が誕生しました。

 ヒノキ材7寸角の通し柱を一間間隔で扇型に並べた軸組み構造の外壁を、黄土と土佐漆喰を混ぜたハンダ塗りで仕上げ、柔らかな曲面を表現しました。

 上部屋根はいぶし銀の平瓦を一枚ずつ削って扇状に葺き、下屋屋根と庇はガルバリウム鋼板を曲げて納めました。

 







 伝統的な木造軸組み架構を生かした大工技術と、左官・瓦・板金などの職人の表現力が結集して出来上がった現代住宅です。

 家型が浮き上がる夜景もまた魅力的です


黄色の外壁と曲面瓦が印象的な建物正面


妻壁上部のガラス面から小屋の梁組が見られます


障子や木製ブラインドから洩れる白熱灯の光が暖かい