東京都・カヤの大黒柱の家 
2011年3月、都内の住宅街に高断熱土壁都市
住宅が完成しました。

周囲を囲まれた南北に長い敷地では採光と通
風計画に苦労しますが、建物の中間部に坪庭
を設けたり、屋根の造りを南北で二段にする
などの工夫で、内部空間に直射光を無理なく
採り入れることができます。

竹小舞土壁の家は調湿・調温機能に優れ、室
内の空気がピュアで気持ちがいいものですが、
室内の極端な温度差がないとさらに過ごしや
すいものです。
床下・屋根面と土壁の外側に断熱材を入れ、
南側以外の外皮を焼き杉板張りで覆うこと
で、土壁の持つ蓄熱性能を引き出すことが
出来ます。

廊下のない開放的な室内計画の家に、第1種
(熱交換)換気設備を用いることで、ヒート
ショックを受けることの少ない内部空間と
なりました。

土壁・無垢板・和紙・障子・藁床畳などで
構成した家が、温熱環境面でも時代の水準
に応えることが出来そうです。


正面からの外観



吹抜けのある広間と畳の間




吹抜け南側の二階デッキ



畳の間より食の間を見る