熊谷市・船型平面の家
 高齢の両親と同居する形の二世代住居です。南面道路で東西に長い敷地に合わせ、どの部屋にもよく日が入る明るい室内になりました。

 ゆるくカーブした南側と北側の二枚の自立する漆喰鎧壁に、瓦葺きの切り妻型の屋根が掛かります。外観はおとなしい表現となっていますが、室内の迫力のある架構が特徴です。6寸角のヒノキ材通し柱を一間毎に並べ、赤松のタイコ梁でそれぞれを繋ぐ門型架構の構造体です。梁間寸法が少しずつ違っています。

 外壁は、竹小舞と木小舞併用の土壁下地に、耐久性の高い土佐漆喰を塗って仕上げ、室内は柔らかい黄土のハンダ塗り仕上げとしてあります。車3台停められる駐車スペースと、庭と建物を分けているのは低い大和塀です。





二枚の曲面鎧壁仕上げの外壁


黄土で仕上げた玄関内部壁


置き囲炉裏の間と格子戸







連続する赤松タイコ梁に乗る檜地棟梁