東京都・土庇の家
 


サワラ材庇、栗材柱、洗い出し土間で構成された軒下空間
 
 代々住み継いだ旧家の屋敷に、これからの数世代に渡って生活するための新居が完成しました。

 手入れを続けてきた庭は家の歴史を物語り、家とともに町並みの記憶となって伝えられるものです。

 この家も、切妻瓦葺き大屋根、柱を見せた漆喰塗り壁、広い軒下をもつ土庇などを備えた現代民家として新たな景観を継承しています。

 屋内は、大きな家にありがちな暗さを払拭するための採光の工夫、将来二世代で暮らせるように十分な収納空間や付帯設備の確保、間仕切りの変更対応策などが盛り込まれています。




庭の梅の木の花が咲き出した早春の建物全景






格子戸やガラス床板から外光があふれる玄関土間





広間から玄関ホールを見る。大黒柱は尺角檜材