東京都・築27年の部分改修



壁は漆喰塗り、天井は月桃紙張り

 1981年に建てられた木造二階建ての住宅を購入した建て主は、台所や風呂などの水まわりや玄関の改修と、1階の耐震補強を移り住む前に行いたいという考えからこの工事が始まりました。

 檜を用いて良心的に造られていた家でしたが、解体を始めてみると浴室や便所回りの土台や壁下地がシロアリでほとんど無くなるほど被害を受けていることがわかり、部材の交換や補強をかなり施しました。

 構造的な釣り合いを検討しながら壁を竹小舞土壁でつくり、室内の壁を漆喰で塗り玄関を三和土たたき土間で仕上げています。

 限られた規模の改修工事は優先順位の決定と細部へのこだわりが、最終的な家の質に大きく影響してきます。

 改修という仕事の面白さもこの点にあるようです。




三和土たたき土間にモミ材式台




サワラ材を主に仕上げたキッチン




モザイクタイル張りの現場施工の風呂