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 2007/04/15 地鎮祭を行う
■ 現場リポート

東京都三鷹市で、Tさんの住いの建築工事が始まりました。
このコーナーでは、当事務所の仕事の進め方を知っていただくために、工事の工程を進行順に説明していきたいと思います。なお、竣工は2007年10月を予定しています。





最初に祓い清めた式場に神を迎えます


 建築工事に先立ち神社の神官をおよびして、土地の神様に対して家を建てることを報告し、土地の神の怒りを鎮め、工事の安全無事を祈る「とこしずめのまつり」を行いました。

 4本の竹を立てて注連縄で囲い紙垂(しで)を下げた敷地中央の場所は、突然むやみに立ち入ることを許さない神聖空間に変わります。

 祭壇に立てられた榊(ひもろぎ)は、神様が臨時に降りてくるための特別の場所です。
 
 祝詞を奏上し、お神酒・米・塩・白紙・切麻を撒いて土地をお払いし、盛った砂山に鎌・鍬・鋤などを入れる作業を関係者が分担して行います。

 八百万の神が身の回りにいて日々見守ってくれていることを信じなくても、また信仰する宗教の違いがあったとしても、普請という大事業に向かってみんなの気持ちを一つにするという意味合いは大事なことです。

 工事の規模や工期の長さを問わず、また神官を呼ばない簡略式であっても、大地に繋がる一品生産の建築工事の世界では、このしきたりが今後も続いていくはずです



建築主が順に玉串を捧げて、拝礼します



鳶・大工などの職方も続いて拝礼します



祭壇にはお神酒・水・塩・米・海と山のものを供えます