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 建て主直営方式について

建て主が中心となる家づくり

 建て主と各職方や材料業者は、それぞれに直接の工事契約を結んで工事に掛かります。材木は製材所に出向いて使用材料を確認して契約し、大工さんとは工事の範囲と工期をはっきり取り決めて手間の契約をします。基本的に、職方のチーム構成は施工管理者の当事務所に任せていだきますが、基礎工事、電気・水道工事など、それぞれ地元の業者を推薦していただくこともあります。うまくいくためには、技術的なことや人間性はチームが組める時点で保証されているものと考え、依頼する各職人衆や素材業者を信頼して工事を頼むことです。このやり方に隠し事はありません。競争や駆け引きではない、それぞれ条件のなかで、建て主が一番適した結果を手にするために続けている方法です。

管理は任せるが、自分でも確認する

 建て主の意向を聞いて設計図書を作製した各職方と契約した後に、工事全体をまとめる仕事は、当方の代表の高橋と担当者が行います。各工事内容に精通しているが必要なだけでなく、建て主にとっては対等の関係で結ばれている各職方を上手に束ねていく技量が求められますが、これは20年間の経験を通じて磨いてきたものです。工程全般において、できる限り建て主には使用材料や現場の工事を、直接確認していただくことになります。木と土と紙の家は、木組みも現れていて工法も複雑ではありませんが、竣工時には隠れてしまう部分を見ておくのは安心感につながるはずです。現場での職人衆との触れ合いを通じて、各工事担当者と面識を深める機会ともなります。紙面上での年月を決めた保証を求めるのではなく、竣工後の末永い維持管理を依頼することが大事だと考えます。
見積もりと支払いは明快
 建て主にとってこの方式の金の流れは実に明快です。設計図書の内容に応じた見積書が始めにあり、工事の途中で変更があればおよその変更金額が示されます。工事費の集計や事業費全体を考えた調整は当事務所が各職方と対応します。職人集から出される見積もりは、すべて材料と手間賃と交通費などの若干の経費だけであり、ぎりぎりの金額です。工事が完了した時点で、出来高に応じて請求書が各職方から出され、直接担当職方の銀行口座に建て主本人が振り込んでもらいます。職方本人の技量や人間性を金で比較することは不可能であり、この方式には馴染まなないと考えているので、同業者の見積もり合わせは致しません。見積もり金額を承認してからは、工事完了時にその金額を支払うことが信頼関係の第一条件であり、各職方は精一杯の工事をしてくれていると考え、値引きの交渉などは考えません。